2009年07月05日

小説新潮『園子のマリ』

昭和24年に小説新潮に太田静子さんの「園子のマリ」
が掲載されていました。

表紙と、目次2枚と、この作品の最初のページ、
と次のページあわせて3枚の写真をアップしました。

t_sonoko_no_mari_0001.jpg

t_sonoko_no_mari_0002.jpg

t_sonoko_no_mari_0003.jpg



「お婆さんと牛の尻尾の話」が同じ年に「素直」に
掲載されていますが、あちらの方が読者に読みやすい
よう、意識して書かれている印象があります。この
「園子のマリ」は、複数の登場人物がそれぞれの
目線で物語っているように構成されており、客観性
を狙っているのかも知れませんが、ぎくしゃくした
印象で読みにくいものになっています。

同じ時期に発表されていることも手伝って、
「お婆さんと牛の尻尾の話」には添削者がいたこと
を想像させます。

「園子のマリ」は全部で18ページ。尾崎一雄氏
の「太田静子さんの小説について」の記述が興味
深いですね。



posted by ピアノ at 11:15| Comment(2) | TrackBack(0) | その他、引用書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつも拝見しています。ネット上には太田静子さんを愛し、中心にとりあげたサイトがあまりないですね。
ところで、ピアノ様は(以前はユニフォーム様でしたね)男性なんでしょうか。
男から太宰をみると…という文がありましたから。
わたくしは、「斜陽」→「雑誌の太田治子さん」→太田治子さんの「手記」の順に入門しましたので、太田静子さんにはとても好感をもっています。
斜陽のかず子さんも大変好きでしたから。
またお時間できたら更新してくださいね。楽しみに待ってます。
Posted by メアリ at 2009年08月24日 02:04
メアリ女王様

コメント本当にありがとうございます。
子供の夏休みなどで忙しかったのですが、
時々は何か、つたない文章を書かせて
いただきます。
Posted by ピアノ at 2009年08月25日 10:20
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