2009年07月05日

小説新潮『園子のマリ』

昭和24年に小説新潮に太田静子さんの「園子のマリ」
が掲載されていました。

表紙と、目次2枚と、この作品の最初のページ、
と次のページあわせて3枚の写真をアップしました。

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「お婆さんと牛の尻尾の話」が同じ年に「素直」に
掲載されていますが、あちらの方が読者に読みやすい
よう、意識して書かれている印象があります。この
「園子のマリ」は、複数の登場人物がそれぞれの
目線で物語っているように構成されており、客観性
を狙っているのかも知れませんが、ぎくしゃくした
印象で読みにくいものになっています。

同じ時期に発表されていることも手伝って、
「お婆さんと牛の尻尾の話」には添削者がいたこと
を想像させます。

「園子のマリ」は全部で18ページ。尾崎一雄氏
の「太田静子さんの小説について」の記述が興味
深いですね。



posted by ピアノ at 11:15| Comment(2) | TrackBack(0) | その他、引用書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月28日

素直復刊第1号『お婆さんと牛の尻尾の話』

昭和24年に留女書店から発行された、素直復刊1号
に太田静子さんの「お婆さんと牛の尻尾の話」が
掲載されています。表紙と、目次2枚と、この作品の
最初のページ、あわせて4枚の写真をアップしました。

「素直」の表紙
sunao_hyoushi.jpg

目次
mokuji2.jpgmokuji1.jpg


作品の最初のページ
obaasann001.jpg


編纂同人には尾崎一雄や井伏鱒二など6名が参加。
収録作品は川端康成、中野重治、田中英光、田宮虎彦
などの顔ぶれです。

「お婆さんと牛の尻尾の話」は全部で38ページ。
内容は、上等の毛布が無くなって、誰が犯人なのかが
気になってしかたない主人公の話です。読んでいる
うちに脱力するような、浮世離れした雰囲気の小説
です。挿絵も可愛いですね。

素直の最後のページには「近刊 あわれわが歌」と
記載されていて、近々、発売される予定の広告が
「放浪記第3部」などと並んで書いてあります。

定価は150円ですが、現在3500円〜6000円
で中古本として流通しているようです。



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2009年05月06日

母の万年筆

最晩年の太田静子さんの優しさが心に凍みる。

229ページ
出版社: 朝日新聞社出版局 (1984/09)
ISBN-10: 4022552476
ISBN-13: 978-4022552471
発売日: 1984/09

母の万年筆
posted by ピアノ at 22:55| Comment(0) | その他、引用書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

空からの花束

太田治子さんの娘さんとの楽しいやりとりなど、
エッセイとして面白く読める。太田静子さんの
情報は比較的少ないが、人格者として誰もが
敬愛する司馬遼太郎さんと、その奥様が、ひとり
になった治子さんを支えていたことが印象的。


単行本: 246ページ
出版社: 中央公論社 (1996/07)
ISBN-10: 4120025918
ISBN-13: 978-4120025914
発売日: 1996/07

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心映えの記

太田静子さんが亡くなった前後の出来事を中心と
したエッセイ。定年で仕事を終えた、最晩年の
太田静子さんの、まっすぐな生き方が伝わって
くる。


文庫: 288ページ
出版社: 中央公論新社; 改版版 (2005/8/26)
ISBN-10: 4122045711
ISBN-13: 978-4122045712
発売日: 2005/8/26

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気ままなお弁当箱

太田治子さんが35歳のときに、お母様の太田静子
さんが、空の上にいかれた。治子さんは39歳の
春に、ご結婚されて、娘さんも産まれた。その頃
のエッセイ。静子さんの情報は比較的少ないが、
空の上の静子さんに「私は、しっかり暮らしていますよ。」
と話しかけているような、落ち着いた文章が印象的。

文庫: 327ページ
出版社: 中央公論社 (1993/02)
ISBN-10: 4122019729
ISBN-13: 978-4122019720
発売日: 1993/02

気ままなお弁当箱

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2006年03月12日

空色のアルバム

空色のアルバム 

1986年5月15日 第六刷発行

ISBN :

定価 :1,100円

発行者:株式会社構想社

著者 :太田 治子(おおた はるこ)

備考 :2007年時点で、新刊本がwww.amazon.co.jpなどで入手
できます。太田静子さんの情報は圧倒的に多い。

    「17歳のノート」「津軽紀行」「二十代のノート」などで
    構成されている。

    「17歳のノート」は昭和42年(1967年)に太田治子さんが出版
    された『手記』と内容は同じ。『手記』は単行本として、赤い
    りっぱな装丁で発売された。

    「津軽紀行」は太田治子さんが、昭和41年(1966年)初めて青森を
    訪問した際の紀行文。この訪問を津島美知子さん(太宰治の妻)が
    こころよく思わなかったようで、波紋を呼びました。


    「斜陽」のモデル太田静子さんの娘治子さんの津軽訪問が波紋
    (動的ページですので、消える可能性があります。お知らせ
     いただければ、バックアップが手元にあります。)

    ■以下は引用■
 
      「斜陽」のモデルとなった太田静子さんから、「一度でいいから娘に
       父親の故郷である津軽を見せたい」と頼まれました。





太田静子





ラベル:太田静子
posted by ピアノ at 21:42| Comment(0) | その他、引用書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

言いだしかねて −太田治子対談集−

言いだしかねて −太田治子対談集− 父、太宰治そして 愛、家庭を語る

昭和57年8月13日 第一刷発行

ISBN :

定価 :1,200円

発行者:株式会社主婦の友社

著者 :太田 治子(おおた はるこ)

備考 :2006年時点で、新刊本の入手は不可能のようです。

    太田治子さんが灰谷健次郎、角川春樹、五木寛之、落合恵子、瀬戸内寂聴
    など16人と対談している。太田静子さんの情報は比較的少ない。



太田静子







posted by ピアノ at 18:16| Comment(0) | その他、引用書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月09日

『斜陽の家』雄山荘物語 

『斜陽の家』雄山荘物語 別荘を彩った太宰治、高浜虚子たち

1994年6月9日 初版印刷
1994年6月15日 初版発行

ISBN :ISBN4-8083-0487-2 C0095

定価 :1,500円

発行者:東京新聞出版局

著者 :林 和代(はやし かずよ)
    1937年旧満州(中国東北部)
    ハルビン生まれ。
    現在、アトリエ柳 主宰。
    東京都中央区在住。

備考 :2006年時点で、新刊本の入手は不可能のようです。



大雄山荘




posted by ピアノ at 11:31| Comment(0) | その他、引用書籍 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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